スズメバチの巣を見つけたら、その場で何をするか
スズメバチは攻撃性が高く、巣に近づくだけで刺されることがあります。
まず巣から離れ、巣の前を通る動線(物干し、ゴミ置き場、玄関、子どもの通学路など)を一時的に使わないようにしてください。
窓や戸を閉め、同居する家族と近隣に巣の場所を伝えて、誰も近づかないようにします。
刺された場合はアナフィラキシーの危険があるため、ためらわずに医療機関へ向かってください。
駆除の全体像や費用の考え方まで含めて知りたい方は、スズメバチ駆除|自分でやれない理由と相談先・費用の決まり方もあわせてご覧ください。
巣の場所と大きさを、離れた位置から記録する
相談先に伝える材料は、離れた位置から見える範囲で十分集まります。
まず、巣がある場所(軒下、天井裏、床下、植え込み、地面の中など)と、地面からのおおよその高さを控えてください。
次に、人の通り道からどのくらい離れているか、屋内に入れる位置にあるか、脚立や高所作業が必要そうかを確認します。
出入りするハチが見えるかどうかも、近づかずに見た様子として記録しておきます。
この記録は、自治体の担当課や業者に電話するときにそのまま使えます。
初期の巣・作り始めの小さい巣も、近づく判断は変えない
巣は初夏から秋にかけて大きくなり、秋に働き蜂の数が最も多くなります。
作り始めの小さい巣は、女王バチ一匹から巣づくりが始まる段階に近く、出入りする働き蜂がまだ少ない場合もあります。
ただし、小さい段階の巣でも、巣に近づくだけで刺されることがあるという点は変わりません。
当サイトに掲載している動物の画像は生成したもので、撮影した写真ではありません。
画像との見比べで、巣の種類や成長の段階を判断しないでください。
スズメバチの巣は自分で駆除できますか?
スズメバチは攻撃性が高く、巣に近づくだけで刺されることがあります。
自分で駆除するかどうかを考える前に、巣に近づく作業そのものが危険を伴うという点を押さえておく必要があります。
刺された場合はアナフィラキシーの危険があり、医療機関へ向かう必要があります。
高所、天井裏、地中など作業位置を選べない場所では、逃げ道がないまま蜂を刺激することになります。
当サイトは、スズメバチの巣の駆除を自分で行う手順を勧めていません。
相談先は、自治体の担当課と駆除業者の2つです。
スズメバチの巣を放置するとどうなる?
巣は初夏から秋にかけて大きくなり、秋に働き蜂の数が最も多くなります。
働き蜂が増えるほど、巣の近くを通るだけで刺される場面が増えていきます。
刺された場合はアナフィラキシーの危険があるため、医療機関へ向かう必要があります。
玄関や物干し、通学路側の生け垣など、人の動線に近い場所にある巣は、放置する期間が長いほど接触の機会が増えます。
早めに場所と大きさを記録し、相談先へ連絡することが、接触を減らす最初の一歩になります。
蜂の巣を壊すならいつがベストですか?
巣は初夏から秋にかけて大きくなり、秋に働き蜂の数が最も多くなります。
そのため、作業の時期を自分で見極めようとするより、見つけた時点で相談先に連絡するほうが早く対応できます。
作業の時間帯や進め方は、現地を見た作業者が決める領域です。
依頼者が時間帯を合わせるために、巣をあらためて観察しに行く必要はありません。
夏から秋は依頼が集中しうるため、連絡の際に来られる日程を先に確認しておくと、その後のやり取りがスムーズです。
駆除の時期ごとの判断については、スズメバチ駆除|自分でやれない理由と相談先・費用の決まり方で扱っています。
市役所はスズメバチの巣を駆除してくれますか?
まず、お住まいの市区町村の担当課(環境、衛生、生活安全などの名称)に電話し、スズメバチの巣が相談の対象になるかを聞いてください。
電話で確認する項目は、次の5つです。
「駆除まで行うのか、業者の紹介までか」「費用の負担はどうなるか」「防護服などの貸出があるか」「申込に必要な情報と書類」「対象になる巣の場所(敷地内、建物の外壁、公園や街路樹など)」です。
当サイトは、スズメバチの巣について個別の市区町村の制度を確認していません。
お住まいの市区町村の担当課で、対象と条件を直接確認してください。
制度の調べ方全体は自治体の制度でも整理しています。
なお賃貸住宅の場合、費用負担は管理会社または貸主との取り決めによります。
自分で業者へ連絡する前に、まず管理会社へ一報を入れてください。
業者に連絡するとき、何を伝えるか
伝える内容は、巣のある場所と地面からの高さ、建物のどの部分か、人の通り道との距離、出入りするハチが見えるか、いつから気づいたかです。
屋根裏や床下など建物の内部にある場合は、建物の構造(戸建てか集合住宅か、階数)も合わせて伝えてください。
アサンテ、害獣駆除パートナー、ホームスター、駆除ザウルスは、いずれも現地調査を無料と自社サイトで案内しています(各社の公表情報であり、当サイトが依頼して確かめたものではありません)。
現地調査が無料かどうか、調査のあとに断れるかは、連絡の時点で確認しておいてください。
業者選びの考え方はいい業者の見つけ方でまとめています。
見積りと保証で確かめること
見積りでは、巣の撤去まで含むか、作業後に戻ってきたハチへの対応が含まれるか、高所作業の費用が別立てかを項目ごとに確認します。
各社が自社サイトで公表している保証は、対象として書いている動物が社ごとに違います。
アサンテは「シロアリ」、害獣駆除パートナーは「ネズミ、ハクビシン、アライグマ、イタチ、コウモリ」、ホームスターは「ハクビシン:5年保証/ネズミ:1年保証」、駆除ザウルスは「全般(イタチ・テン・ネズミ・コウモリ・ムクドリ・トコジラミ・シロアリは最長5年)」と書いています。
保証には条件もつきます。
害獣駆除パートナーは「施工後3カ月以内に再発した場合は無償で何度でも対応、4カ月目から5年以内に再発した場合は1度に限り無償にて対応」と書いており、ホームスターは保証をつける場合の割増(ハクビシンは駆除料金より10〜20%増し、ネズミは30〜50%増し)を書いています。
これらはいずれも各社の公表情報で、スズメバチの巣が保証の対象になるかは書かれている範囲からは読み取れません。
見積りの場で「今回の作業に保証がつくか、つく場合の期間と条件」を直接確認してください。
なお、アサンテと駆除ザウルスの料金表示の多くは「〜円から」という最低条件の価格で、条件によって金額が上がる形になっています。