シロアリ駆除の業者選びでまず大事なのは、調査・料金・保証を同じ項目で比べることです。
アサンテと駆除ザウルスは、現地調査が無料かどうか、料金が何で動くか、保証の対象と条件を自社サイトで公表しています。
この記事では、その公表情報を同じ並びで照合し、怪しい業者を見分ける手順として示します。
金額の相場はここでは扱わないので、詳しくはシロアリ駆除の費用|料金が決まる条件と見積もりの見方をご覧ください。
シロアリの業者に頼めるのは、どこからどこまでか
業者への依頼は「現地調査」「見積もり」「施工」「保証期間中の点検」「再施工」に区切って考えると、各社を同じ並びで比べられます。
薬剤処理の効果は一般に5年程度とされ、再施工が必要になります。
だから1回の施工料金だけでなく、その後の点検と再施工まで含めて相手を見る必要があります。
シロアリはヤマトシロアリとイエシロアリが主で、被害の規模と対処が異なります。
現地調査でどちらの被害をどう見たか、説明を受け取る前提で依頼してください。
床下の湿気が多い場所に発生しやすいため、調査の中心は床下になります。
駆除の要否や自分でできる範囲を知りたい方は、シロアリ駆除は必要か|自分でできる範囲と業者の選び方を先にご覧ください。
シロアリ駆除業者の選び方|公表情報で照合する4点
ここに挙げた業者の情報は、各社が自社サイトで公表している内容です。
当サイトが依頼して確かめたものではありません。
シロアリを料金表示の対象に挙げている社として確認できたのは、アサンテと駆除ザウルスの2社です。
現地調査が無料かどうかを、どこで確認するか
アサンテは、現地調査を無料と自社サイトで案内しています。
駆除ザウルスも、現地調査を無料と自社サイトで案内しています。
調査が無料かどうかは各社が自社サイトに書いている項目です。
問い合わせの前に、その記載を探して控えておくとよいでしょう。
料金が「何で動くか」を公表しているか
アサンテは、料金が「床下の広さ(㎡)」によって変わると案内しています。
駆除ザウルスは、料金が「建物の広さ」「侵入口の箇所数」「被害状況」「建物の構造」によって変わると案内しています。
同じシロアリの作業でも、料金を動かす条件として挙げている項目は社によって違います。
見積もりは、この条件の内訳で比べることが大切です。
「〜円から」という表示の読み方
アサンテの料金表示の多くは「〜円から」という最低条件の価格です。
条件によって金額が上がる形になっています。
駆除ザウルスの料金表示の多くも、同じく最低条件の価格です。
表示価格は出発点にすぎず、自宅の条件を当てた見積もりを受け取るまでは比較の材料になりません。
保証は、期間ではなく対象と条件で見る
アサンテは保証期間を最長5年と案内し、保証の対象として「シロアリ」と書いています。
保証の条件は「エコ割安心プラン適用条件を満たす場合。保証期間中に2回(3年目・5年目)の定期点検を実施。点検を受けない場合は再処理や保証継続ができないことがある」とされています。
駆除ザウルスは保証期間を最長10年と案内していますが、シロアリを含む一部は最長5年と書いています。
条件は「建物の構造等により前後することがある」とされています。
駆除ザウルスは「シロアリ保険(任意加入)」も料金表示の対象に挙げています。
保証は期間の数字だけでなく、対象にシロアリが入っているか、点検を受ける義務があるかまでそろえて比べてください。
シロアリの点検で怪しい業者は?
判断の基準は、調査のあとに受け取る説明が、各社が自社サイトで公表している項目とそろっているかどうかです。
現地調査が無料かどうかは、アサンテ・駆除ザウルスのように自社サイトに書いている社があります。
調査前にその記載を確認し、当日の説明と食い違わないかを照らしてください。
料金を動かす条件(床下の広さ、建物の広さ、被害状況、建物の構造など)が、見積もりの内訳として示されるかを確認します。
保証を示されたら、期間だけでなく対象にシロアリが入っているか、点検を受けない場合に再処理や保証継続ができなくなる条件があるかを、その場で書面で確認してください。
点検の結果を口頭だけで受け取らず、どこを見てどう判断したかを書面で残してもらいます。
迷ったら即決せず、別の社にも同じ4項目(調査費・料金が動く条件・表示価格の前提・保証の対象と条件)で見積もりを求めてください。
シロアリ駆除の平均的な費用はいくらですか?
平均額という一つの数字では比べられません。
各社が公表している「料金が動く条件」が、社ごとに違うからです。
アサンテは床下の広さ(㎡)で料金が変わると案内し、駆除ザウルスは建物の広さ・侵入口の箇所数・被害状況・建物の構造で変わると案内しています。
見積もりを比べるときは、総額だけを並べず、どの条件でその額になったかを並べてください。
薬剤処理の効果は一般に5年程度とされるため、次の施工までの期間も含めて考える必要があります。
賃貸住宅の場合、費用負担は管理会社または貸主との取り決めによります。
依頼の前に、どちらが手配するかを確認してください。
料金の決まり方の詳細はシロアリ駆除の費用|料金が決まる条件と見積もりの見方で扱っています。
ランキング・おすすめ・大手という言葉を、どう読むか
当サイトが確認したのは、各社が自社サイトで公表している内容だけです。
依頼して確かめたものではありません。
ランキングや「おすすめ」を見るときは、誰が何を基準に並べた順位かを先に確認してください。
会社の規模や知名度ではなく、調査費・料金が動く条件・保証の対象と条件という同じ項目で並べれば、大手でも地域の業者でも同じ土俵で比べられます。
口コミは、自宅と条件(建物の広さ、構造、被害状況)が違えば、金額も作業範囲も変わります。
金額の感想よりも、「何を説明されたか」の記述を読んでください。
比較の視点はいい業者の見つけ方と駆除業者の比較でも扱っています。
神奈川県でシロアリ駆除をしてくれる業者は?
当サイトは神奈川県の個別の業者を確認していません。
公表情報を照合したのは、アサンテと駆除ザウルスの2社です。
地域で探すときは、まず住んでいる市区町村の担当課に、相談できる窓口や案内している業者があるかを聞くのが出発点になります。
町田市は、民間業者の相談先として公益財団法人東京都ペストコントロール協会(03-3254-0014)を案内しています。
この案内は町田市のものであり、ほかの市区町村が同じ窓口を案内しているかは確認していません。
お住まいの市区町村の担当課で、相談先と条件を確認してください。
自治体の制度や案内は年度で変わることがあるため、確認した日付を控えておくとよいでしょう。
自治体の制度全般については自治体の制度もあわせてご覧ください。
契約の前に、書面で確認しておくこと
現地調査の範囲(どこを見たか)と、調査費が無料か有料かを確認します。
施工の範囲と、料金がどの条件(床下の広さ、建物の広さ、被害状況、建物の構造など)で算出されたかを確認します。
表示価格が「〜円から」の最低条件価格かどうか、自宅の条件を当てた金額はいくらになるかを確認します。
保証の期間、保証の対象にシロアリが入っているか、保証継続のために受ける必要がある点検の回数と時期を確認します。
点検を受けなかった場合に再処理や保証継続ができなくなる条件があるかを、必ず確認してください。
任意加入の保険などの追加費用があるかも確認します(駆除ザウルスは「シロアリ保険(任意加入)」を料金表示の対象に挙げています)。
賃貸住宅の場合は、費用負担が管理会社または貸主との取り決めによるため、契約前に取り決めを確認してください。
口頭の説明だけで契約せず、上記を書面で受け取ってから判断してください。
費用の考え方全般は費用の考え方でも整理しています。
問い合わせるときに、業者へ伝えること
羽アリを見た時期と場所を伝えてください(羽アリの発生時期はヤマトシロアリが4〜5月、イエシロアリが6〜7月です)。
床下に湿気がたまりやすい場所の心当たりも伝えてください(シロアリは床下の湿気が多い場所に発生しやすいためです)。
建物の種類と広さ、床下に入れる点検口の有無も伝えます。
以前に薬剤処理を受けたことがあるか、受けたのはいつかも伝えてください(効果は一般に5年程度とされます)。
賃貸か持ち家かも伝えます。
賃貸であれば、管理会社または貸主に先に連絡しておいてください。
現地調査を無料と案内している社(アサンテ、駆除ザウルス)があるので、調査の扱いを問い合わせ時に確認してください。
複数社に同じ内容を伝え、同じ項目で見積もりを受け取ることが、比較の基本になります。