ペットがいる家のイタチ駆除は、最初の相談内容が変わる
住まいにペットがいる場合、イタチ駆除の相談では最初に伝える内容が変わります。
飼っている動物の種類、飼育場所が屋内か屋外か、ケージや小屋の位置を、相談の段階で業者に伝えてください。
駆除作業は「追い出し・捕獲」「清掃・消毒」「侵入口の封鎖」の3工程に分かれており、封鎖をしなければ再発します。
全体の流れや費用が動く条件はイタチ駆除|許可の要否・費用が動く条件・業者の選び方で確認できます。
害獣駆除パートナー、駆除ザウルス、ホームスター、アサンテは、いずれも現地調査を無料と自社サイトで案内しています。
これは各社が公表している情報であり、当サイトが依頼して確かめたものではありません。
イタチが家に来る理由は何ですか?|エサと小動物が家の中にある
国立環境研究所は、ニホンイタチがカエル、ネズミ類、鳥類、昆虫類、甲殻類、魚類を食べるとしています。
チョウセンイタチの食性には、さらに果実類が挙げられています。
東大阪市は雑食性とし、ネズミや小鳥の卵・ヒナ、カエル、昆虫類を好むとしています。
大阪府は、イタチの主食をネズミ・鳥類・昆虫などの動物食としています。
家の周りに小動物や昆虫がいる環境は、イタチにとってエサ場になります。
東大阪市は、既存の穴や隙間を巣に使い、屋根裏や床下に住み着くとしています。
ペットのエサが屋外に置かれている場合も、イタチを呼び寄せる一因になります。
ケージ・小屋の網目を測る|イタチは3センチの隙間から入る
大阪府は、イタチが3センチメートル四方の穴から出入りできると案内しています。
大阪市住吉区は、3センチメートル(500円玉大)の隙間から侵入すると案内しています。
大東市は3センチ程度の隙間に侵入するとし、3センチ未満の網目の資材を推奨しています。
イタチは胴が細長く、直径3センチ程度の隙間から侵入できます。
屋外や庭でペットを飼っている場合、ケージや小屋の網目のサイズを確認してください。
東大阪市は1年中活動し、都市部では昼夜とも活動すると案内しています。
夜間だけ対策すれば足りるわけではありません。
隙間対策の詳しい手順はイタチ対策|昼間の居場所・3センチの隙間・フン尿への対応で扱っています。
イタチが嫌がるものは何ですか?|忌避剤と超音波を買う前に確認すること
唐辛子に含まれるカプサイシンの匂いを嫌う傾向があるとされ、これを使った忌避剤が市販されています(出典:害獣対策の窓口)。
ただし超音波装置は、1種類の音だけでは慣れてしまう可能性があると、駆除業者自身が案内しています。
超音波が届く範囲には限界があり、1か所に置くだけでは足りない場合があると案内されています。
装置によって対象の動物が異なるため、イタチが対象に入っているかを事前に確認する必要があります。
ペットを飼っている場合は、飼っている動物の種類を伝えたうえで、製品の表示と販売元に使用条件を確認してください。
ペットを守りたくても、わなは自分で仕掛けられない
鳥獣保護管理法により、対象となる鳥獣は許可なく捕獲・殺傷することができません。
狩猟鳥獣として指定されているのは「イタチ(オス)」で、平成29年9月からチョウセンイタチのメスのみが追加指定されました(出典:環境省)。
群馬県は、狩猟の対象を「イタチはオスに限る」と明記しています。
狩猟鳥獣であっても、住宅の被害を理由に捕獲する場合は市町村長等の許可が要ります(出典:大阪府、北九州市、東大阪市)。
栃木市では捕獲開始の10日前までに捕獲許可申請書の提出が必要で、わなは1日1回以上の見回りが義務づけられています。
対象以外の動物がかかった場合は、直ちに放獣すると案内されています。
飼い猫を屋外に出している家では、無許可のわなに猫が入る可能性もあります。
許可なく鳥獣を捕獲した場合、鳥獣保護管理法違反として罰則を受ける可能性があります(出典:栃木市)。
ノミ・糞尿・臭気|ペットと同じ空間で起きていること
大東市は、イタチによるノミ被害にも言及しています。
イタチは肛門腺から強い臭気を出します。
堺市は、天井裏の騒音、糞尿の臭気、台所や店舗への侵入を被害として挙げています。
大阪市住吉区は、天井裏を走り回る騒音と、尿・糞の臭いを被害として挙げています。
大阪府と堺市は、グラスウール断熱材をほぐして営巣・子育てすることがあると案内しており、堺市はそのケースが増えていると説明しています。
堺市は出産期を4月頃〜8月頃で年1回5〜6頭、南あわじ市は3月〜5月頃としており、時期の案内が食い違っています。
ペットと同じ空間でノミや臭気が広がっている場合は、早めに業者へ相談してください。
体調に不安があるときは、医療機関に相談してください。
被害の全体像はイタチ被害の種類と実害で確認できます。
作業当日、ペットはどこにいるか|3工程のどこで移動が要るか聞く
「追い出し・捕獲」「清掃・消毒」「侵入口の封鎖」の3工程それぞれで、ペットの在室可否と移動の要否を見積り時に確認してください。
封鎖をしなければ再発するため、封鎖の作業範囲を契約前に確認してください。
ホームスターは、料金が「建物の広さ(平米数)」「侵入口の箇所数」「隙間の大きさ」によって変わると自社サイトで案内しています。
確認すべき侵入口の箇所数は、当日の作業量にも関わります。
工程ごとにペットの居場所を決めておくと、作業当日の対応がスムーズになります。
見積りで確認する項目|ペット飼育を前提に聞くこと
害獣駆除パートナーは、料金が「作業面積」「被害の程度(小被害〜大被害)」によって変わると自社サイトで案内しています。
駆除ザウルスは、料金が「建物の広さ」「侵入口の箇所数」「被害状況」「建物の構造」によって変わると自社サイトで案内しています。
アサンテと駆除ザウルスの料金表示の多くは「〜円から」という最低条件の価格で、条件によって金額が上がる形になっています。
料金表示の対象として、害獣駆除パートナーはアライグマ・イタチ・コウモリ・ネズミ・ハクビシン・共通(基本料金)、駆除ザウルスはアライグマ・イタチ・コウモリ・シロアリ・シロアリ保険(任意加入)・タヌキ・テン・トコジラミ、ホームスターはコウモリ・ネズミ・ハクビシン、アサンテはシロアリを挙げています。
複数社の現地調査を受け、同じ条件(飼っている動物の種類と飼育場所を伝えた状態)で見積りを並べてください。
業者選びの視点はいい業者の見つけ方、各社の比較は駆除業者の比較で扱っています。
保証の条件|イタチが対象に入っているかを公表情報で照合する
害獣駆除パートナーは保証期間を最長5年と案内し、対象に「ネズミ、ハクビシン、アライグマ、イタチ、コウモリ」を挙げています。
条件は「施工後3カ月以内に再発した場合は無償で何度でも対応、4カ月目から5年以内に再発した場合は1度に限り無償にて対応」です。
駆除ザウルスは保証期間を最長10年と案内し、イタチ・テン・ネズミ・コウモリ・ムクドリ・トコジラミ・シロアリは最長5年、条件として「建物の構造等により前後することがある」としています。
ホームスターは「ハクビシン:5年保証/ネズミ:1年保証」とし、条件は「ハクビシンは駆除料金より10〜20%増し、ネズミは駆除料金より30〜50%増し」です。
アサンテは保証期間を最長5年と案内し、対象に「シロアリ」を挙げ、条件として定期点検の実施を挙げています。
保証は年数ではなく、対象の動物・再対応の回数・点検や追加料金の条件で比べてください。
これらは各社が自社サイトで公表している内容で、当サイトが依頼して確かめたものではありません。
自治体の事業で頼めるか|町田市・板橋区が対象に挙げている動物を確認する
町田市はアライグマ・ハクビシン防除事業として、わなの設置・捕獲・処分を無料で行っています。
消毒と侵入口の封鎖は自己負担で、わなの設置期間は最長3週間、延長はできません。
町田市は、民間業者の相談先として公益財団法人東京都ペストコントロール協会(03-3254-0014)を案内しています。
板橋区は平成29年度からハクビシン・アライグマの捕獲駆除事業を行っています。
侵入路の封鎖、ふん尿の撤去、消毒は区の事業の対象外で、自分で業者へ依頼する必要があります。
この事業は町田市と板橋区のものです。
ほかの市区町村に同じ事業があるかは確認していません。
お住まいの市区町村の担当課で、対象の動物と条件を確認してください。
捕獲許可の申請先は市区町村または都道府県の担当課で、被害状況の説明が求められます。
自治体の制度は年度で変わることがあります。
自治体の制度全般は自治体の制度でまとめています。
賃貸・集合住宅で飼っている場合、費用を誰が払うか
賃貸住宅の場合、費用負担は管理会社または貸主との取り決めによります。
業者へ連絡する前に、まず管理会社または貸主へ連絡し、作業の可否と費用負担を確認してください。
横須賀市は、屋根裏や縁の下にムササビ・コウモリ・タヌキが棲みついた場合の相談への回答を公開しています。
お住まいの自治体にも、同じような案内が出ている場合があります。
費用の考え方は費用の考え方で扱っています。
