家で問題になるシロアリは、主にヤマトシロアリとイエシロアリの2種で、被害の規模と対処が異なります。
ヤマトシロアリの羽アリが出るのは4〜5月で、発生しやすいのは床下の湿気が多い場所です。
見た月・場所・羽の有無を控えておくと、相談のときにそのまま伝えられます。
住まい全体の対処を知りたい方は、シロアリ駆除は必要か|自分でできる範囲と業者の選び方をご覧ください。
ヤマトシロアリの特徴|羽アリが出るのは4〜5月
家で見つかるシロアリは、ヤマトシロアリとイエシロアリの2種が中心です。
どちらも床下などに生息しますが、被害の規模と対処が異なるため、種の見極めが最初の分かれ道になります。
ヤマトシロアリの羽アリが発生するのは4〜5月で、床下の湿気が多い場所に出やすいとされています。
床下は普段の生活で確認しにくい場所なので、羽アリを見た時期や場所を記録しておくことが、後の相談で役立ちます。
画像や大きさだけで種を決めないほうがいい理由
このサイトに掲載している虫の画像は生成したもので、撮影した写真ではありません。
見た目の細部や大きさを画像と見比べて種を判断することはできません。
代わりに控えておきたいのは、見た月・見た場所・羽があったかどうかです。
この3点を相談のときに伝えると、業者が種を絞り込む材料になります。
ヤマトシロアリとイエシロアリの違いは何ですか?
ヤマトシロアリとイエシロアリは、羽アリが発生する月が見分けの手がかりになります。
ヤマトシロアリは4〜5月、イエシロアリは6〜7月に羽アリが出るため、見た月は住人にとって分かりやすい情報です。
ただし2種は被害の規模と対処が異なるため、月だけで決めつけず、最終的にどちらの種として扱うかは現地を見る業者に確認する必要があります。
床下の湿気が多い場所に発生しやすい点は、確認する場所を絞るときの手がかりになります。
羽アリを見た月から、どちらの可能性が高いかを絞る
4〜5月に羽アリを見た場合は、ヤマトシロアリの発生時期にあたります。
6〜7月に見た場合は、イエシロアリの発生時期にあたります。
月だけで種を断定せず、見た月・場所・羽の有無を記録したうえで、業者に種の確認を依頼してください。
ヤマトシロアリの羽アリ|家の中と家の外で見たときの違い
ヤマトシロアリの羽アリが出るのは4〜5月です。
羽アリを見たときは、日付と見た場所(床下・室内・家の外)を分けて控えておきます。
家の中で見たのか、庭先など家の外で見たのかによって、床下の状況を疑う度合いが変わるため、場所の記録は相談のときに役立ちます。
あわせて、羽のある個体だったか、羽のない個体だったかも分けて記録してください。
6〜7月に見た場合はイエシロアリの発生時期にあたるため、どちらの種として扱うかを業者に確認する必要があります。
時期がずれているときほど、自己判断せずに確認を依頼してください。
ヤマトシロアリに似た虫かどうかは、どう確かめるか
虫の姿の細部で見分けようとするより、見た月と見た場所から絞り込んでいくほうが確実です。
4〜5月に床下や床下に近い場所で見たのか、それとも別の時期に室内で見たのかを分けて控えておきます。
このサイトに載せている画像は生成したもので、撮影した写真ではないため、画像との見比べで種を確定することはできません。
なお、屋根裏など上の階で音がする場合は、シロアリとは別の原因であることが多く、音から原因を絞る手順は別に扱っています。
音の正体が気になる方は、屋根裏で音がする。正体を音から絞るや音がする(症状から調べる)を参考にしてください。
ヤマトシロアリの巣はどこにあるか|床下の湿気が多い場所
ヤマトシロアリは、床下の湿気が多い場所に発生しやすいとされています。
住人が自分で確認できるのは、床下点検口から見える範囲にとどめてください。
点検口から見える範囲だけでは、床下全体の状況までは分かりません。
無理に床下へ入って広く確認しようとせず、見える範囲を超える部分は現地調査で確認してもらう必要があります。
見た場所を控えておくと、調査に来た業者に最初に見てもらいたい位置を伝えられます。
ヤマトシロアリはなぜ危険なのですか?
ヤマトシロアリとイエシロアリでは被害の規模と対処が異なるため、処理の前にどちらなのかを確認する必要があります。
発生しやすい床下の湿気が多い場所は、ふだんの生活では目に入りにくい位置にあたります。
気づかないまま時間が経ちやすいことが、この害虫の分かりにくさにつながっています。
さらに、薬剤処理の効果は一般に5年程度とされており、年数が経てば再び施工が必要になります。
一度処理すれば終わりという前提では考えないほうがよいでしょう。
ヤマトシロアリが出たらどうすればいいですか?
相談する前に、見た月日・場所・羽の有無を控えておき、そのまま業者に伝えてください。
薬剤処理の効果は一般に5年程度とされ再施工が必要になるため、相談の際は次の処理の時期まで含めて説明を受けておくと安心です。
賃貸住宅の場合、費用の負担は管理会社または貸主との取り決めによるため、着手する前に必ず連絡してください。
住宅の不具合全般について相談できる窓口として、住まいるダイヤル(住宅リフォーム・紛争処理支援センター、国土交通大臣指定)が電話相談と専門家相談を無料で受け付けています。
駆除を依頼するかどうかの判断はシロアリ駆除は必要か|自分でできる範囲と業者の選び方、費用の決まり方はシロアリ駆除の費用|料金が決まる条件、業者の比べ方はシロアリ業者の選び方|公表情報で比べるで、それぞれ扱っています。