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イイズナとは|大きさ・日本での分布とオコジョとの違い

イイズナは体長16センチ前後、世界最小の食肉目とされる小さな動物です。

日本では本州亜種が青森県・秋田県・岩手県の一部地域にのみ分布し、個体数はきわめて少ないとされています。

鳥獣保護管理法の対象になるため、見かけても自分で捕まえることはできません。

住まいの近くで似た小動物を見かけた場合は、特徴を記録したうえで自治体の担当課に相談してください。

イタチの仲間全体については、イタチ科とは|日本にいる仲間と家に出る種でまとめています。

イイズナは世界最小の食肉目|体長16センチ前後という大きさ

イイズナは食肉目イタチ科に分類される動物です(出典:岩手県)。

岩手県の資料では、オスの体長160ミリ、メスの体長156ミリ、尾長24ミリとされ、世界最小の食肉目とされています(出典:岩手県)。

センチに直すと体長は16センチ前後、尾は2.4センチほどです。

尾が体の割に短いことが、見た目の特徴になります。

なお本記事に掲載している画像は生成したもので、実際の個体を撮影したものではありません。

見分けの根拠として使わず、文章の数値を手がかりにしてください。

夏は茶色、冬は全身が白くなる

岩手県の資料によると、夏毛は茶色、冬毛は全身が白色になるとされています(出典:岩手県)。

同じ個体でも季節によって毛色が変わるため、毛色だけを手がかりに種類を判断すると誤りやすい点に注意してください。

見た時期と合わせて色を記録しておくことが大切です。

イイズナは日本でどこに生息していますか?

環境省の資料では、本州亜種は青森県・秋田県・岩手県の一部地域に分布するとされています(出典:環境省)。

同じ資料で、本州亜種の個体数はきわめて少ないとされています(出典:環境省)。

ここで示した分布は、環境省が公開している本州亜種についての記述の範囲です。

本記事で確認できたのはこの範囲にとどまり、北海道の個体群については扱っていません。

お住まいの地域がこの分布に重なるかどうかは、見かけた場所の記録と合わせて自治体の担当課に確認するとよいでしょう。

ニホンイイズナは絶滅危惧種ですか?

ニホンイイズナ、すなわち本州亜種は、環境省レッドリスト2020で準絶滅危惧に区分されています(出典:環境省)。

この区分は、先に触れた個体数がきわめて少ないという記述と合わせて見ると、生息状況の厳しさを示すものといえます。

鳥獣保護管理法により、対象となる鳥獣は許可なく捕獲・殺傷することができません。

住まいの近くで見かけた場合でも、自分で捕まえたり追い払ったりせず、自治体への相談を先にしてください。

対象となる動物の扱いについては、害獣とは|住まいに出る動物と法律で決まる扱いの違いも参考になります。

イイズナとオコジョの違いは何ですか?

イイズナは、オス体長160ミリ・メス156ミリ、尾長24ミリとされ、世界最小の食肉目とされています(出典:岩手県)。

夏毛は茶色、冬毛は全身白色になります(出典:岩手県)。

本州亜種は青森県・秋田県・岩手県の一部地域に分布し、個体数はきわめて少ないとされます(出典:環境省)。

一方オコジョは、岐阜県の資料で頭胴長16〜18センチ、尾長5〜13センチ、体重80〜105グラムとされています(出典:岐阜県)。

長野県山ノ内町の資料では体長15〜20センチ、体重160〜200グラムとされ、数値が機関によって異なります(出典:山ノ内町)。

夏は背面が茶褐色で腹面が白色、冬は全身白色になりますが(出典:岐阜県)、尾の先端は季節を問わず黒色のままです(出典:環境省)。

分布は本州の東北から中部地方北部の山岳・高山地帯とされます(出典:山ノ内町)。

見た場所の都道府県と、尾の長さの印象が、両者を分ける手がかりになります。

イイズナは尾が2.4センチほどと短く、オコジョは尾先が黒いまま残る点が異なります。

より詳しい見分け方はオコジョとは|特徴・生息地・保護の扱いとペットの可否で扱っています。

どちらも鳥獣保護管理法の扱いの中にある

対象となる鳥獣は、許可なく捕獲・殺傷することができません。

捕獲許可の申請先は市区町村または都道府県の担当課で、被害状況の説明が求められます。

イイズナ・オコジョ以外のイタチ科との見分けは、オコジョ・テン・イタチの違いと見分け方で扱っています。

イイズナはペットとして飼えますか?

鳥獣保護管理法により、対象となる鳥獣は許可なく捕獲・殺傷することができません。

野外にいる個体を捕まえて持ち帰る行為も、この許可の対象になります。

栃木市の案内によれば、許可なく鳥獣を捕獲した場合、鳥獣保護管理法違反として罰則を受ける可能性があります(出典:栃木市)。

さらにニホンイイズナ(本州亜種)は、環境省レッドリスト2020で準絶滅危惧に区分されています(出典:環境省)。

飼うことができるかどうかは、お住まいの都道府県の鳥獣行政の担当課に問い合わせて確認してください。

入手経路や価格については、本記事では扱っていません。

捕獲には許可がいる|申請と、わなを置いたあとの義務

捕獲許可の申請先は市区町村または都道府県の担当課で、被害状況の説明が求められます。

栃木市では、捕獲開始の10日前までに捕獲許可申請書を提出する必要があります(出典:栃木市)。

同市では、わなを1日1回以上見回ることが義務づけられており、対象以外の動物がかかった場合は直ちに放獣することとされています(出典:栃木市)。

これは栃木市の運用であり、ほかの市区町村が同じ手順かどうかは確認していません。

お住まいの市区町村の担当課で、申請の期限と見回りの条件を確認してください。

小さな動物を見かけたとき、家の側で記録しておく3点

相談の前に、次の3点を記録しておくと役立ちます。

まず、見た日時と場所です。屋外か、天井裏か、床下かを書き留めてください。

次に、体の長さの見当と尾の長さの印象です。イイズナは体長16センチ前後、尾長2.4センチほどとされています(出典:岩手県)。

最後に毛色です。夏毛は茶色、冬毛は全身白色になるため、季節とあわせて記録してください(出典:岩手県)。

ここで記録した内容は、自治体の担当課に相談するときの被害状況の説明にそのまま使えます。

屋根裏や床下の音が、動物とは限らないとき

天井裏や床下から音がしても、動物とは限りません。

木造住宅では、冬の乾燥時や天井裏と室内の温度差が大きい時に、木材の乾燥による軋み音が数年にわたり生じることがあります(出典:住まいるダイヤル)。

この軋み音は必ずしも施工上の瑕疵ではなく、木材の自然な性質による可能性があるとされています(出典:住まいるダイヤル)。

マンションでは、給排水管のウォーターハンマー音や、ポンプ・エレベーターの振動が固体伝搬音として聞こえる例も報告されています(出典:住まいるダイヤル)。

天井のシミや水音も、雨漏りではなく室内外の温度差による結露が原因の場合があります(出典:住まいるダイヤル)。

住まいるダイヤルは国土交通大臣指定の住宅相談窓口で、住宅の不具合に関する電話・専門家相談を無料で受け付けています(出典:住宅リフォーム・紛争処理支援センター)。

音の正体を手がかりから絞りたい場合は、屋根裏で音がする。正体を音から絞るを参考にしてください。

相談先の決め方|自治体の担当課と、民間業者への依頼

捕獲許可の申請先は市区町村または都道府県の担当課で、被害状況の説明が求められます。

町田市はアライグマ・ハクビシン防除事業として、わなの設置・捕獲・処分を無料で行っています。消毒と侵入口の封鎖は自己負担で、わなの設置期間は最長3週間、延長はできません(出典:町田市)。

板橋区は平成29年度からハクビシン・アライグマの捕獲駆除事業を行っていますが、侵入路の封鎖、ふん尿の撤去、消毒は事業の対象外で、自分で業者へ依頼する必要があります(出典:板橋区)。

横須賀市は、屋根裏や縁の下にムササビ・コウモリ・タヌキが棲みついた場合の相談への回答を公開しています(出典:横須賀市)。

ここで挙げたのは町田市・板橋区・横須賀市の事業と案内であり、ほかの市区町村に同じ事業があるかは確認していません。

お住まいの市区町村の担当課で、対象の動物と条件を確認してください。

町田市は、民間業者の相談先として公益財団法人東京都ペストコントロール協会(03-3254-0014)を案内しています(出典:町田市)。

住みついた動物への対応は「追い出し・捕獲」「清掃・消毒」「侵入口の封鎖」の3工程に分かれ、封鎖をしないと再発します。

賃貸住宅の場合、費用負担は管理会社または貸主との取り決めによります。

自治体の制度全体については、自治体の制度でまとめています。

金額は現場を見ないと出ません。まず、頼む前に確かめることを知っておいてください。

依頼する前に確認すること 現地を見ずに総額を出す業者は避ける。確認する点を6つにまとめています。

出典

本ページは、上記各機関が公表している情報を株式会社ワールドリンクが要約・編集して作成したものです。 原文は各出典をご確認ください。 最終更新 2026-11-06。 制度や費用は変わることがあるため、依頼前に必ず各機関・業者へご確認ください。

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